今日の一冊

僕たちの戦争
荻原浩さんの僕たちの戦争
切ないのに明るくて良かったな~大好きです、荻原さん!
同じなのはタイムスリップというだけで話の内容は全く違いますが
宮部みゆきさんの蒲生邸事件が好きな方はこちらも好きなのではないでしょうか。
身内の葬式や法事、厳かな結婚式の場面で些細な出来事がツボに入ってしまい、
不謹慎だとわかりながらも笑いが止まらなくなることがよくあります。
私がうつむいて声を押し殺し笑っていると大体隣で夫がつられて「やめてよ、やめてよ」と小声で言いながら自分の手の甲をつねって必死でこらえています。そうなると連鎖反応が起きて収拾がつかなくなりもう大変です。一度、お坊さんか神父さんに私たち夫婦が号泣していると勘違いされ、式の最中に褒められたことがあって、本当に申し訳ないと思いつつもまた笑い虫が暴れ出してしまいました。これは笑い病ですかね。
喜びと悲しみは紙一重とまでは言いません。ただ、悲しみや辛さの中にもある希望、明るさ、面白さを探していきたいです。

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