作業場から

コースター
私が使っているタンニン鞣しのオイルレザーは表面に沢山の傷があります。
それは牛がもともと持っていた傷です。
傷を消すような表面加工はあえてせず、自然なままに仕上げています。
性質上、シミや傷も付きやすいのですが、そんな革だからこそ使い方によって革の変化を楽しめるのです。
「もともとある傷」は大きいのもあれば小さいのもあります。
かなりの暴れん坊だったんだろうな~という傷だらけの牛も居れば、
この子はおしとやかだったのね~という牛も居ます。
傷以外にも腹部分は伸びやすい為、バッグの表に出る部分には使えません。
裏貼りや芯材として使うことはあります。
そのような事情もあって、1枚の革からバッグに使える部分は全体の6割ほどしかないのです。なので端革はたまる一方です・・・でも処分したくはない。
説明が長くなりましたが捨てられない端革でコースターを作りました。
革を2枚貼り合わせて、丸く抜いたもの計49個を縫い繋いでいます。
これを作っていると目がショボショボしてくるんですよ。
完成よりも革を使い切った達成感の方が大きいかもしれません。
後日、「アナザービーケージー」でどどどんっ!と紹介致します。
私は「ブチ」がお気に入りです。

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