武川岳

冬枯れでスケスケな武川岳を歩いてきました。武甲山や二子山を歩いた時に武川岳の名が幾度となく出てきて、ちょっと気になっていたのです。それと昨年歩いた奥武蔵の山々を繋げてみたくなり、それには武川岳は外せず、様子をちらりと見ておきたかったというのもあります。まずは生川基点から妻坂峠~武川岳~前武川岳のピストンにしました。
妻坂峠
妻坂峠
生川・一の鳥居から、歩きやすい沢沿いの道を進むと妻坂峠に着きます。
大持山~子持山~武甲山へ行きたいのをぐっと堪えて武川岳方面へ向かいました。
ナラ系?
むむむ・・様子見どころか、このスケスケ感、いいな。
明るく開放的で、木々の間越しに見えるぼんやりとした山も嫌いじゃないかも。
ウネウネ
おやおや、この先も気になります。
このトンネルのウネウネの木、何の木でしょ?絡まるように生えていました。
急登
ちょっとした急登もあります。
危険ではないですが、手がかりがなく、乾いた地面でも少しズルズル滑りました。
泥濘のときは登りづらいかもしれません。
そんなこんなであっという間に武川岳頂上に着きました。
ここから、二子山に行きたいのもぐっと堪えて前武川岳へ向かいます。
武川岳から前武川岳にかけての道には動物の痕跡が多く、
熊
こんなのとか(熊?)
熊と鹿
あんなのとか(熊と鹿?)
鹿の痕跡は至る所にあって、行きには何ともなかった樹皮が帰りにはベロンと剥がされてたりもしたな~そういえば、実家でも毎年暮れに鹿の肉を大量にもらうみたいで、食べきれないからキャンプに持ってって!と渡されそうになったっけ。みんなに内緒で鹿カレーにしちゃおうかなと思ったが、塊が大きすぎて面倒になり止めたんだった。ホントに沢山居るんだな~
前武川岳で来た道を戻り、武川岳の日向のベンチで昼食にしました。酸辣湯のカップラーメンとホットレモンという、疲れた体に効きそうなもので攻めてみました。いつも山頂のベンチには誰かしら居るものですが、ここは誰もいません。静かです。ゆっくり休んで酸っぱい効果が現れ始めた気がするので、苦手な下山をしましょうか。
急坂
ちょっとした急登を今度は下ります。
私は下りで尻餅をつくことが多いので、小股で小股で慎重に!歩きます。ふと目線を上にやると登りの時には全く気付かなかった景色が目に飛び込んできました。
大持子持へ
私の中ではここが一番の絶景でした。前方は大持山(もしくは子持山)方面です。
「見てーーー!」と知らせるも、
夫はこの景色を登りの時から気付いていたのだそうです。(言ってよーーー)
スケスケ山
初夏になり、葉が茂ると、スケスケ越しに山も見えなくなるんだろうな~と想像すると、
急にこの景色が愛おしく思えたりします。
おもしろ凍り
沢の水の凍り方が面白くて、ここでもだいぶ道草を食いました。
凍り道
たまに、道もこんなふうに凍っていたりして、小股で小股で慎重に!歩きます。
一の鳥居の狛犬
一の鳥居に着きました。狛犬(オオカミ?)の肌もかさかさに乾いちゃってますね。

-ヤマアルキ

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