その場に立ち会ってみたかった。
だが達成した当人たちの感動も薄く、立会人の私は疲れ果てそれどころではなく、なんというか全てが「無」の境地に近かった。
ここで、ピエロック座長の言葉を借りるならば、栃百も「無駄なものこそ美しい」なのか。
前夜に「祝」の体文字を練習中、あんたが「ネ」私が「兄」、棒が1本たりないからストック使うか？いやこうやればストック要らない！腿をもっと内股で！
とか、これも「無駄なものこそ美しい」なのか。
だってもう、序盤の急登で背中と脇の汗が吹き出し、竹藪はムンムン蒸れ蒸れ、ギリギリガールズ（54歳）は気力も体力もギリギリで蛇にも無反応。
アオダイショウとヤマカガシに見送られギリギリ歩き続ける。コウモリの死骸を見つけても無反応。このへんは無心。というかやっぱり体力ギリギリガールズだわ。
正規ルートの橋が見えた時がこの日いちばんの感動だったかも笑。
とにかくお疲れ様、無事終わって良かった。まだ身体中が痛いよ。
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#2024.4/28