三十槌で氷柱を見たあと、そこから程近い三峰山の表参道を歩いてきました。この山は三峯神社がある山頂まで、バスや車を利用できること、そしてそこが雲取山の登山口になっていること、ロープウェイが廃止されたことなど、様々な理由が絡み合って三峰山自体を登ろうという人は少ないのかなぁ。事前に駐車場情報を得られないまま向かってしまいましたが大輪バス停の前に増田屋という10台は駐められそうな駐車場を見つけました。道路の向かいのとても大きな家が増田屋さんちで1日500円で駐めさせて貰いました。(トイレも有るが冬季閉鎖中でした)
清浄ノ滝
かつてはここで身を清めてから参拝したそうです。
「氷柱、いっぱいあったね~」
「わざわざ見に行かなくても良かった?」
大きさとかじゃなくて、予想外にあったほうが何故か嬉しいんですよね。
最後まで杉や檜の巨木が導いてくれます。吸い込まれるような参道です。
これだけの巨木がこんなにも沢山残されているなんてやはり信仰の力って凄いです。
お犬様(オイヌサマ)
今回、やっと謎が解けました。三峯神社をはじめとして、この辺りは山犬(狼)が神の使いであり、または神そのものとされていたりするそうです。
数日前に雪が積もってから、まだ1人しか歩いていないようでした。その貴重な足跡も途中で、違う方向に行ってしまいました。「えーーーなんでーーー!!!」踏み跡のない道を行くのには少々不安があるんですけど。
素晴らしい眺めです。妙法ヶ岳の木が1本1本はっきりと見えます。
あちらの山頂には三峯奥宮があります。
この日も神社以外では誰とも会いませんでした。柄にもなく厳かな山歩きとなりました。
う~ん、ここは春と秋にまた訪れたいです。
秩父・三峰山