青空と宿り木
山登り初心者の格好で、山の本5冊入ったザックを背負い、ひたすら歩いた。1時間も経たないうちに背中が妙に暑くなり、500㍉リットルの水を一気飲みしてしまう。3月に、馴染みの、近場の、低い山に登る予定だ。登山は小学校6年生のときに1度経験しただけだ。課外授業でクラス全員で登ったのだった。はしゃいで始めに飛ばし過ぎて、すぐに水筒が空っぽになって、やっとの思いで辿り着いた頂上には何もなくて、、、みんな無言でポカ~ンとした顔になっていたな~その時も山岳部出身の担任の先生に「水は貴重!噛んで飲みなさい!」と言われたっけ。あ~あ、まるで自信がない。

-ヤマアルキ

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