丸山キャンプ・昔話おじいさんと頂上編

丸山2010春キャンプ
ぐずぐず天気の先週末はテントの中で漫画(岳)を読みふけってました。
キャンプ場管理人のおじさんの鼻もグズグズで体調が悪そうでした。
管理棟でまったりと緑茶をすすりながらしてくれた、おじさんが少年だった頃の丸山や武甲山の話が面白かったです。
70年近く前、丸山には道も通って無く、本当に何にも無く、杉の苗を植えに行くおじいさんにくっついて丸山に来ては暇を持て余していた。それで、おじいさんに、「頂上まで登ってこい。高い方、高い方へ登っていけば、頂上に着くから。」と言われ、途中でかなり不安になりもしたが、その通りに登ったら、確かに頂上に出た。その当時でも、東京方面から登山に来られる方がちらほら居り、登山者は頂上で見かけた少年を心配し、いくつかの質問を投げ掛ける。ここは何山で、あっちは何山で、むこうは何山で、その隣は何山か?スラスラ答える少年を見て安心をし、飴玉を渡す。秩父では見たこともないような飴玉を貰い、少年は飴玉欲しさに度々、丸山山頂へ出掛けるようになった。めでたしめでたし。
おじいさんのとこで、ウケました。

-ヒューマン

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