西瓜シールが貼られた段ボールの中身の中味はとっても甘い黄玉西瓜で、
四等分に切った皮のお皿から汁がこぼれ落ちるほど、水分たっぷりでした。
で、ひとつ気付いたことがあります。それは、
「ひとは黄色い西瓜を見ると軽くはしゃいでしまう」
です。まず、割ってみて赤と思いきや、黄色！当たりが出た気分になります。
黄色い西瓜なんて100回に1回くらいしか買ってもらえなかった、30数年前の子供時代の記憶がよみがえり、それじゃあ大人になったら自分で買えばいいじゃないのと気付いた頃にはあまり黄色い西瓜を見かけなくなりました。悲しい話です。母が買ってくれなかったのは高価だからとかそういう問題ではなくて「西瓜は赤でしょ」という勝手な思いがあってのことでした。
お裾分けをした先からも「黄色い西瓜だったわよ！甘くて美味しかったわ～」
と、真っ先に「黄色」を強調したお礼の電話をもらいました。
その時、私はまだ西瓜に手を付けておらず、内心では「しまった・・黄色いのをあげてしまった・・・こっちのは赤いのか・・」と、せこい後悔をしていました。
まぁ、
「私は黄色い西瓜を見ると軽くはしゃいでしまう」
が正しいのかもしれません。
中身の中味