5月15日(日)、秩父の両神山を歩いてきました。
一般的な日向大谷ルートと私設の白井差ルートのどちらにするか迷い、白井差はまたの楽しみにして、今回は日向大谷からにしました。鎖場連続の八丁尾根ルートは候補にも挙がらず・・・無理です。




日向大谷~会所~弘法の井戸(水場)~清滝小屋~両神山山頂(剣ヶ峰)~清滝小屋~弘法の井戸(水場)~会所~日向大谷、で標準コースタイムが登り3時間半、下り2時間半、の計6時間。ってことは道草を食ってばかりの私たちは8時間はみておかなといけないから早めに歩き始めよう。こういう時の3時半起きは全く苦にならず、4時前に家を出る。途中、吉牛で牛丼(並)をたいらげ、6時20分頃に日向大谷第三駐車場(無料)に到着する。すぐ近くのトイレで用を済ませ、両神山荘の脇を抜け、小さな鳥居をくぐった・・・・・と同時に別世界へ入り込む。

立ち止まってはぐるりと見上げ、夫「ハァ・・・綺麗・・」、私「ハァ・・・綺麗・・」の繰り返しでなかなか前に進めない。

斜面にはニリンソウの群生、そして足元には紫、水色、ピンク、黄色の花たちが次々と姿を現す。

欲張って上を見たり下を見たりで忙しなく、夫の動きがニワトリのようになってきた。まぁ、普段からニワトリっぽいのだけど。

そんな小刻みな動きに、暑さも手伝って、すでに500㍉リットルのレモン水を飲み干し、弘法の井戸で水を汲む。鉄っぽく硬い味だけど冷たくて美味しい。(下りでも水を補充)

新緑の両神山
清滝小屋(水場の水は出なかった)を過ぎたあたりから、急な登りや岩場・鎖場も現れ始め、緊張しつつも慎重にやり過ごす。岩、苦手なんだよなぁ・・・

最後の岩場を登るといきなり山頂に躍り出る。狭く足場の悪いなか、沢山の人達が満足そうな顔をしている。嬉しいはずだ。こんなに素晴らしい眺望なんだもの。
新緑の両神山