カモシカ平へ

海の日の三連休は野反湖キャンプ場で過ごしました。

そこは四方を山に囲まれており、登山コースがいくつもあります。

ノゾリキスゲが見頃を迎えたであろうカモシカ平を目指して、

第1キャンプ場~三壁山~高沢山~カモシカ平往復~エビ山~第2キャンプ場、
とぐるりと一周してきました。


カモシカ1

キャンプ場の標高はおよそ1500㍍、朝晩は涼しいを通り越して肌寒いくらいです。

とはいえ日中はそこそこ暑くなりますから、朝5時半に歩き始めました。


カモシカ2

いい天気になりそうです。後頭部を朝日に照らされ、早くも首がジリジリしてきました。

夕立の多い場所柄か、泥濘が多いです。三壁山手前の水場の水がそのまま登山道に流れ出していました。暑さと泥濘さえなければ、さほどキツイ道ではありません。しかし、6時前なのに、歩き始めでもう暑いのですよ。夜露に濡れた熊笹で下半身はびしょ濡れになり、それがひんやりと気持ちよくもありました。



カモシカ3

三壁山の頂上に近づくにつれ、ガスが立ちこめてきて、
頭のすぐ上を物凄い早さで流れていきます。


カモシカ4

あれれ、天気、大丈夫かな・・・
歩き進むと徐々に回復してきて、

 


カモシカ5

カモシカ平を見下ろす頃には青空が戻ってきました。

見渡す限り一面の草原は熊笹です。笹もこうやって見ると美しく、圧巻です。

半袖から出ている素肌に笹の葉がピシピシッとあたってだんだん痛痒くなってきます。


カモシカ6

カモシカ平の水場は草ボーボーの道を少し(5分位)進んだところにあり、
足元がよく見えず、沢に片足が落ちてしまいました。

ゴアだから大丈夫~フフ~ンと思いきや、靴の中はチャッポンチャッポンいってました。

まぁいいや。頭から水をかぶり、復活しました。


カモシカ7

この景色は一生忘れないだろうと思います。

靴を脱いで水を出し、靴下を絞って干していると、「ギャーーー!」と夫の悲鳴が・・・

なんてことはない、私の肩にカミキリムシが留まっていたのでした。


カモシカ8泥

カモシカ平への分岐のある高沢山まで戻ってきて、余韻に浸るまもなく、

泥濘がチョイチョイ出てきました。そんな泥んこ道を歩きながらも、カモシカ平は綺麗だったな~と何度も思い出していました。


カモシカ9

エビ山からキャンプ場にかけては景色が開けていて、爽快です。直射日光きついけどね。草津の山、街までよく見えました。


カモシカ10

最後の最後、キャンプ場まであと30分の道のりはどこにそんな体力が残ってたのか、
小走りで通り過ぎました。
上からも下からも照りつけられるような暑さです。
そしてキャンプ場に着くなり、また頭から水をかぶりました。水浴びは気持ちいーねー
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カモシカ平山歩

-ヤマアルキ

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