季節はずれの大雪が降ったあとの快晴の日、18日(日)に小浅間山に行ってきた。積雪も20~30㎝、良い深さで初・軽アイゼンを試すことができた。家で何度も装着練習をしたものの、2~3日経つと忘れてしまい、かなり曖昧な装着方だったのが、1度の経験によって確かな記憶になったように思う、たぶん。体で覚えることだらけだ。
小浅間山は浅間山の側火山で標高1655㍍
登山口は1405㍍の高さにあり、実際に登るのは250㍍だけなのに、頂上からの展望はまさに絶景である。視界を遮るものが何一つなく360度見渡せる。極めつけは目の前にある近すぎて、大きすぎる浅間山だ。時折吹く突風が強烈で冷たかったが小一時間ほど上で遊び、どうにもこうにも寒くて下り始めた。登りは1時間30分、下りは30分かかった。犬の散歩にでも行くような距離と時間でこんなに楽しめるとは正直思っていなかった。小浅間、いい!そして天気に感謝せねば。
杉ばかりを見てきた者には白樺の大木が新鮮だった。そのカモシカの角状にうねった枝も新鮮だった。大きくなり過ぎると、根元の方の外皮(鰹節のような皮)は剥がれ落ち、松のように表面がボコボコになっていた。その他にも登山口寄りの辺りに、株立ちの木で枝ぶりがメドゥーサにそっくりな木があり、何の木だったのか今でも気になっている。そろそろ、ミニ植物図鑑を持ち歩くかな・・・
ちょっと小浅間山まで