6月5日、山梨県の日向山を歩いてきました。
前泊したキャンプ場の目と鼻の先にも登山口があり、
そこから矢立石登山口まで約50分の道のりです。
キャンプ場のおじちゃんは矢立石まで30分もあれば登れるよ~と言ってましたが(笑)
おじちゃんは(が)登れるという意味のようです。
鬱蒼として湿気を多く含んだ静かな裏山を登り始めました。
この日はたしかに朝から蒸し暑い1日でした。
常に夫のメガネは曇って白く、「メガネがーメガネがーーメガネがーーー」
髪の毛はびっしょり濡れ、「タオルがもうこれ以上、水分を吸ってくれないよー」
虫除けというより気分転換の為にミントスプレーをかけまくってはしょっちゅう目に入れ、
「痛い、痛い」などなど、うるさい。
暑いのはみんな一緒です。そんなにキツイ道じゃないんだけどな。
「痛い、痛い」などなど、うるさい。
暑いのはみんな一緒です。そんなにキツイ道じゃないんだけどな。
矢立石を過ぎてから、登山者と会うようになり、平静を装い、おとなしくなりました。






山頂近くでちらほらと白砂が混じるようになり、

あっという間に登山道が真っ白になる

「キターーーーー!マジ、ヤベェ」
後から登ってきた若い男子4人組の表現を使わせて貰いました。
(写真撮影時には気を遣ってササッとどいてくれたり、いい感じの男子でした)
私も頭の中では同じようなことを叫んでいましたよ。

「コレ、マジ、ヤバクネ」
後から登ってきた若い男子4人組の表現を使わせて貰いました。
(写真撮影時には気を遣ってササッとどいてくれたり、いい感じの男子でした)
私も頭の中では同じようなことを叫んでいましたよ。

みなさんレジャーシートを広げ、思い思いにくつろいでいました。
小さなお子さん連れの家族も沢山見かけました。
矢立石からのピストンであればチビでも問題なく登れそう。


下りは尾白川林道を使いました。錦滝までは細くてかなり急な道が続きます。
木の根が出ていたり、段差の激しい箇所も多いので気をつけて下ります。
ここは登りに使うとキツそう。

ここは登りに使うとキツそう。

錦滝
膜のように薄く透けた滝でした。膜って・・・何か上手い表現がないものか。
右側一面に薄紫色の可憐な雪割草が咲いており、それが膜越しに見えて、
なんとも繊細な美しさでした。
なんとも繊細な美しさでした。
この滝を手芸の分野で例えたら、レース編みってとこでしょうか。
しょっぱくなった顔を滝の水で洗い、首を冷やし、生き返ります。
これがもう気持ちいいのなんのって!
日向山山歩
日向山山歩