奥武蔵 横瀬二子山

ミツマタ
ミツマタ
4週続けて、土曜日は天気に恵まれ、なによりだ。
筋肉痛にならなくなったから、体力・持久力・筋肉が復活したか!と思っていたら、
大間違い。きつかった。登りも下りも勾配がきつい。道幅が狭く、尾根道が短い。岩が多い。前日の強風のせいか、倒木が至るところで見られた。根こそぎドミノ倒しのように続けて何本も倒れてた杉はどれも根っこが短い。根の長さは1㍍くらい。えぐられた山肌をのぞき込むと、赤土のすぐ下は砂利だらけだった。
山登り初心者にしてみると、???と考えてしまうルートもいくつかあった。
例えば、右左に分かれている道や、Y字に分かれている道であれば方位磁石で判断できる。だが、いきなり目の前を巨大な岩で塞がれると???に陥ってしまう。その岩の右側か左側か、どちらかを通って登ったり降りたりしなきゃならない、が、見通しが悪いし、ほぼ崖だし、なるべくだったら、道を間違えたくない。そんな???が数カ所あった。
事前の調べで、ちょっと心配だった雌岳頂上の手前の↓急坂↓も
雌岳
表面の土が乾いていて、滑ることもなく、ホッとした。
ファイトーーーいっぱーーーつ!級に急で、ロープを掴む腕の力で登る。
雌岳の頂上で後から来た、おばさま(70歳くらい)に今日はぬかるんでなくてラッキーよ!と声をかけられた。本当にその通りだ。古いけれどいい物を装備してるそのご婦人は、えらい大荷物だったので、何故かと聞くと、過去に下山出来なくなった経験をお持ちで、それからテントは必ず持ち歩くようになったそうだ。今の私が、あんな荷物を背負ったら後ろにひっくりかえっちゃうだろうな・・・独り者だから気楽なのよ~ともおっしゃっていた。そういう生き方もあるのか~悪くない!いい!と思った。
その後、私には崖に思えるような急な岩場の谷を下り、
再び、、私には崖に思えるような急な岩場を登り、雄岳頂上へ
目の前には、あの山がそびえ立つ。次、行きましょう。

-ヤマアルキ

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